アイドル自殺の家族 金銭トラブルの過去も…裁判はどうなる?

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松山のアイドル自殺…大本萌景 農業ご当地アイドルとしての苦悩』が3月にネットで話題になると、その後、各所から悲しみの声は多かったものです。

農業アイドルとして、愛媛県松山市の“ご当地アイドル”でも人気が高い「愛の葉ガールズ」に所属し、将来はAKB48に入ることを望んでいた大本萌景さん。あまりに早すぎる人生に、ファンの多くも涙をしたものなんです。

今回、大本萌景さんのご家族が当時の所属事務所を「提訴」するまでに踏み切ったのが、大本萌景さんと当時の事務所社長との間に「パワハラ関係」があったからだと言われていますよね。

ネットでもすでに話題になっているように、罰金要項なども契約書にあり、アイドルの世界がかなり厳しいことが分かっていたんです。

今後、大本萌景さんご家族が提訴することでの「慰謝料」がどうなるかにも注目が集まっていますが、何より引っかかるのが「大本萌景さんご家族と事務所間での“金銭トラブル”」が、大本萌景さんを苦しめていた可能性があるからなんです。

 



◆芸能界に多い「芸能事務所への擁護の声」の理由

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月給3万5000円で「アイドル活動の酷使」をしていたことが話題になったものの、たとえば芸能界ではあの長嶋一茂さんが「そういう世界。搾取されていることは間違いないけど、芸能界とはそういうところ」と語ったことも話題になりましたよね。

他にも松本人志さんは報道番組で「自殺はよくない。死んだらだめ」と、あくまで全面的に大本萌景さんを養護することはないんです。

そもそもAKB48グループの一員になっても、月給は15万円程度。よっぽどの売れっ子にもならない限り、高収入はなかなか難しいんです。

そんな事情が暗黙の了解としてあるだけに、大本萌景さんの自殺ニュース&提訴が話題になればなるほど、芸能界では「事務所が100%非があるとは言えない」といった意見があるのも事実なんです。

 

◆大本萌景&提訴された事務所社長の間にあった金銭トラブル

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自殺した農業アイドル大本萌景 パワハラの実態と芸能界の怖さ』でも取り上げたように、芸能界は実際はドロドロした世界。

大本萌景さんの場合は、事務所社長との間に「進学費用」をめぐった争いがあったことも有名な話なんです。

少ないギャラだったとは言え、大本萌景さんは全日制高校への進学を希望。アイドルとの二足のわらじだったとは言え、事務所としても「愛の葉ガールズ」を支えていた大本萌景さんだけに、進学の希望は了承したようなんです。

しかも、進学費用に関しては「親」ではなくて「事務所側」が前借りとして大本萌景さんの親御さんに渡していた…なんて噂もネットでは飛び交ったんです。

事務所側としては「大本萌景さんにきちんとアイドル活動をしてほしい」との思いがあっての前払い制度だったのかもしれませんが、全日制に通う大本萌景さんは次第に「アイドル活動」に息苦しさを覚えていくことに。

ただし、お金を前払いした事務所側からすれば「それならば、全日制の高校進学にかけた費用は一括返済してほしい」と申し出たというのが状況的流れ。これが、大本萌景さんを悩ませていた問題だとも言われます。

一部では「違約金1億円を要求された」とした大本萌景さんご家族ですが、事務所側はこれを全否定。

ただ、事務所側の「契約書」に対して、10代の女子がアイドルとして活動するには「過酷」という内容が問題視されていますよね。

 

◆芸能界のアイドルの契約と契約解除の複雑さ

大本萌景さんのお母さんがTwitter上で「娘の死」に対して様々な発信をしていますよね。

「真実が知りたい」として提訴した大本萌景さんのご家族ですが、そもそも「パワハラ」の背景には、アイドルとしての契約と契約解除の難しさがあるんです。

おおよその芸能人が、所属事務所とは直接な雇用関係がない「業務委託契約」を取っていることがほとんど。これが、低月給のアイドルが悩む一つだったりもするんです。

直接雇用ではないアイドルは、衣装やメイク、交通費も自費という事務所もゼロではありません。

そもそも契約書自体が「直接雇用契約」ではないのが、より契約解除などで揉めるところ。裁判も難しく、直接雇用ではなく「裁量性の労働」を求められることも多いことから、当時、どれほどまでに大本萌景さんと元所属事務所に「距離感」があったかどうかも注目されているんです。

アイドル活動が「直接雇用」ではない場合、パワハラで提訴となっても「労働基準法違反」で提訴することが難しい…というのが、今回の大本萌景さんご家族の提訴にもある“先の難しさ”だったりもします。

 

◆大本萌景だけじゃない!「金銭トラブル」で自殺に追い込まれるアイドル

そもそも芸能界自体がなかなかなアングラな部分もあるので、一般的な直接雇用で裁判事例を求めるのが難しいところがあるんです。

ただし前出のように、大本萌景さんと元所属事務所の距離感次第では「雇用者」だったとして認められる裁判事例も多く、ここが「パワハラ認定」されるかどうかの焦点にもなりそうです。

実際、パワハラだと言われてもおかしくないような内容のLINEは、大本萌景さんのスマホには残っていた状態。

この例は大本萌景さんに限らず、自殺とまでは行かないまでも、自殺未遂をしてしまったアイドルもかなりの数に……。

また、アイドルと所属事務所は「セクハラ」でトラブルになることも多く、過去の事例では虹のコンキスタドールも話題に。

金銭トラブルやセクハラ・パワハラ問題が根強い芸能界とは言え、16歳という若さで命を落としてしまった大本萌景さん。

裁判も進んでいく状況で、「状況証拠」「世論の心情」はともかく「金銭トラブルの実態」次第で、慰謝料自体も大きく変わってきそうですが、ご家族が求める「過去にあった本当のこと」が解明されることはありえるんでしょうか?

 

まとめ

通信制高校から全日制高校に通い「普通の女子高生」として生活もしたかっただろう、大本萌景さん。

事務所からのパワハラ疑惑も当然ながら、周囲はもっと早く「大本萌景さんの苦悩」を察知することはできなかったんでしょうか?

金銭トラブルもあり、そのことが大本萌景さんを苦しめていた可能性はかなり高いという見方もネット上には多く、今後、遺族が元所属事務所を提訴することでどのような展開になるか…にも注目が集まっています。

ブラックボックスのような部分もある芸能界、特にアイドル活動をする人は多くが「苦悩」しているものですが、これ以上、自殺被害者が出ないことを祈りたいですよね。

松山のアイドル自殺…大本萌景 農業ご当地アイドルとしての苦悩

2018.03.24
自殺アイドル 金銭トラブル

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