スマホやPCがあって、24時間営業の店舗も多い今、夜型人間が増えるのも当然ですよね。
ただ、夜型人間は朝型人間よりも死亡リスクが高いことが判明したと『AFPBB News』でも紹介されているんです。
夜から本格的に活動するような職業の人はもちろん、俗に言う「引きこもり」の人も夜型人間が多いですが、寿命という点では夜型人間はかなり不利なんです。
◆夜型人間は朝型人間よりも死亡リスクが10%高い…

すでに報じられているように、「夜型人間」の死亡リスクは高いことが判明。
夜型人間の生活は、精神的な負担、生活習慣病、呼吸器系疾患にかかりやすいと報道されたように、朝型人間よりも短命な傾向があるんです。
体内時計が一般的な生活と噛み合わないことで、夜型人間にとって日頃の生活は「体への負担」が大きすぎるということはわかっていたという人は多いものの、実際に「死亡リスク」が高いことが分かると焦る人も多いですよね。
◆水商売は最悪!? アルコール依存&夜型人間で

アルコール依存への可能性も指摘され、それが短命リスクにつながることが「夜型人間」の危険なところ。
ということは、水商売を生業にしている人にとっては「緩やかな自殺」と言われても仕方のないところかもしれません。
実際、キャバ嬢で20歳から30歳まで働いた人で、肝臓が全く機能しなくなった人なんてめずらしくありません。
例えばキャバ嬢であれば……
- 夕方5時に起床
- シャワー&メイク&準備
- 19時に家を出る
- 午前2時に仕事終了
- 同僚とご飯
- 帰宅4時~5時
- 就寝朝の6時
絵に描いたような「夜型人間」ですが、昼間の明るい時間は遮光カーテンを使用しても「寝付きが悪い」なんて人も多いですよね。
特にキャバ嬢にとって、アルコールは切っても切れない関係。
肝臓疾患を抱える他に、昼間の日光を浴びることが少ないことから「セロトニン不足」にもなり、精神疾患を抱えるリスクも高いんです。
◆夜型人間は始業時間と終業時間をフレックスタイム制にすべき!?

ナルコレプシーの人然り、「夜型人間」にとって昼間の仕事ほど苦痛なことはないですよね。
なので、9時から18時の仕事ほど“拷問”なこともありません。
人によっては「フレックスタイム制」で仕事をしている人もいるでしょうが、どの職場も“自分の身体状況”に合わせて就業時間を変えてくれるわけはありませんよね。
ただ、「夜型人間」で昼間に自身のパフォーマンスを発揮できない人がいるのも事実。
そうした人への理解がさらに深まり、例えばフレックスタイム制や12時~21時といったシフト体制で「短命リスク」が下がる人も増えるかもしれませんよ。
人によっては「朝から夕方の仕事」が、むしろ短命リスクすらあることに気づくべき時代なのかもしれません。
まとめ
とは言え、もちろん「水商売」の仕事は体を壊すもと。
お酒をガブガブ飲むガールズバーはもちろんのこと、ホストの男性も「シャンパン一気飲み」で胃や肝臓が痛むのはもちろんのこと。
結局「昼間になんの不自由もなく仕事ができる人」が健全なのは言うまでもありませんが、夜型人間なのか朝型人間なのかは、個人差があることもあります。
「夜型人間」が強制的に「朝型人間」にするのは死亡リスクが高まるそうですから、自分の健康にあった生活スタイルを築き上げるための意識を持つことこそ大事なんでしょう。