奨学金破産に風俗学生…大学進学でもお金がない学生の苦行

奨学金破産

「奨学金破産」が増えている時代。大学進学の時点で家庭が裕福でないと、「奨学金」という名の学生ローンに頼らざるをえない人も多いんです。

無利子の奨学金制度はあるものの、学生支援機構の奨学金返済で悩んでいる人の多くが有利子。

しかも、額が多ければ多いほど、毎月の返済額は厳しいものになりますよね。

女性の大学生の場合は、“風俗学生”や“キャバ嬢学生”に変貌している例だってあるんです。

 

 

◆奨学金破産の入り口…「都道府県外・私立大学」を選んだ女性の末路

奨学金破産

楽しいはずの大学生活。A子さんは学生途中から、風俗学生として「夜の街」で働くことになったんです。

地方出身で、東京の私立大学に合格。両親は家計のやりくりに悩んでいたものの「大丈夫だから」の声に甘えて進学したA子さん。

夢の東京での大学生活だったものの、もちろん家庭の生活に余裕はなし。なので、頼ったのが「奨学金」なんです。

無利子で毎月44,000円の奨学金を受けたものの、それだけでは学費や都会での生活がまかなえるはずはありません。

結局、転々としていたアルバイト生活にため息をつくばかり。大金が欲しいという欲求ばかりが勝ち、大学生活での学業どころではなかったんです。

友達は欲しいものを自分で買ってキラキラしてるように見えたA子さんは、少しずつ大学に通学するのも億劫に。

ある日、求人誌を見ていたA子さんの目に飛び込んできたのが巻末の「夜のお仕事特集」。

奨学金破産

キャバ嬢という選択肢を考えたものの、どうしても大金が必要な毎日にA子さんは「風俗」という選択肢を取ってしまったんです。

カフェでアルバイトをしていた手取りは80,000円。その80,000円を2~3日で稼げてしまうことが分かったA子さんは、大学生ながら風俗学生として毎日を過ごすことになったんです。

「学費や生活のため」と割り切っているものの、反動で派手な生活を求めたA子さん。

歌舞伎町での豪遊や、ブランド品の購入。ホストとの色恋に、知らぬ間に大学からも足が遠のき……。

大学退学後、残っていたのは「借金」と「奨学金」なんて事例だってあるんです。

 

◆専門学校に「奨学金」を借りて通った女性の末路

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専門学校に通い、自分自身が“なりたかった仕事”を叶えたのがK先生。理学療法士としての道を選んだんです。

専門学校ながら“4年制”で、学費の高さに奨学金を借りることを決めたK先生。

理学療法士としての給料は28万円の手取りなものの、毎月の生活は苦しめ。その理由が、毎月の奨学金返済が4万円にものぼるからなんです。

専門学校の学費はかなり高めで、年間に150万円かかるもののアルバイトはできず、親には頼ることができない家計の状況。

そのK先生の場合、奨学金破産を考える前には「二足のわらじ」を履いていたんです。

朝から18時までは理学療法士の先生として患者さんの体をケアし、20時からはキャバ嬢として24時まで働く生活。

キャバ嬢は週に2~3回だけなものの、二足のわらじは体力を削られる日々。結果的に週末は寝たきりで、徐々に本業にも影響が出てきたK先生が選んだのが「破産」だったんです。

合計800万円の「奨学金破産」を選び、生活自体は立て直すことができたK先生。

「奨学金」という名前の響きはあったものの、800万円は大金。もはや「学生ローン」という名に近いものを感じていただんだそうです。

 

◆奨学金破産より問題な「学生飽和」と「高い授業料」

奨学金破産

「私立大学はそれでも赤字」というものの、大学生としての学費は安いものではありませんよね。

中にはA子さんのように、地方から上京して大学生になるという人も多いでしょうが、切迫するのが生活費。

今の時代、賃金も上がらずに困る家計は多め。それでも、「娘や息子が大学生になるから!」と、家計状況はともかく、子どもの進学を優先する家庭は多いですよね。

でも、今の時代「大学生」という身分は当たり前。特に、名前さえ書けば入学できるなんて大学もあったりと、“大学生ブランド”も昔ほどではない現状なんです。

高い授業料は変わらず、講義に出ても周囲のお喋り声で“授業崩壊”。

大学生だからといって就職がいいところだとは限らないのに、就職するには「大卒」や「専門卒」が必須だというところばかりですよね。

学費の高さや学生飽和の現状に、「奨学金破産」をしてしまうという負の連鎖。

学びたいという気持ちは持って大学にいっても、就職活動レースで失敗してしまった人だって多いですよね。

「奨学金破産」は仕方ないものの、奨学金制度そのものに疑問が残るのは仕方のないところなんでしょうか。

 

まとめ

ネット上では「学生ローン」という名前に変えたほうがいいのでは、という声が多め。

多くの大学生が奨学金に頼って大学生活を送り、その後「お金に困る」という状態になってしまいがちなんです。

海外からの留学生には当然な「無償の奨学金制度」。

学生の進学に無くてはならない存在なものの、その制度の中身と在り方に違和感を持つ人が多いのも確かですよね。

「進学したいけれども、奨学金制度のせいで“できない”」という人が増えないことを祈りたいものです。

※写真はイメージ

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