派遣切り加速へ 貧困女性が拡大していく理由

派遣切り

派遣という働き方を好んでしている方もいれば、就職がうまくいかずに派遣という選択肢を取っている人もいますよね。

これまで「無期限」に変わっていた派遣法の改正が、さらにまた改正。2018年秋から「3年」が派遣で最長の期間に。

直接雇用を狙ったものの、コストカットを狙う企業からすれば「派遣切り」ばかりの選択肢になるんです。

 



◆当時多かった「暗黙の了解」 3年以上派遣業務をしていた人も多数

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もともと「3年」という縛りがあった派遣業務。

一般事務や受付は派遣業務の「人気のお仕事」だったりしますよね。

有名会社に直接雇用されなくても、1500円以上の時給で大手企業に潜り込むことができるというのも、女性から人気の秘訣だった派遣。

2018年秋の法改正で「3年経過後」は直接雇用 or 派遣期間終了という選択肢になってしまうんです。

よほどの「高スキル」な人材以外は、こうした「3年まで」という区切りで多くが雇い止めになる可能性が高いんです。

あるいは、企業や派遣会社によっては暗黙の了解で「3年以降も派遣」という状態があったのも事実。

企業からとっても、直接雇用に切り替えるよりは、派遣でいてくれたほうが余分なコストや手間暇がかからずに楽という意見も多かったですよ。

 

◆年収180万円時代…派遣で働く女性の貧困の拡大

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好景気だと思われがちなものの、都心で暮らす派遣業務に従事する女性の多くが「貧困」にあえいでいるんです。

そもそもボーナスもなく、年収に換算すれば180万円というのも珍しくない時代。

どんなに頑張って働いても時給は上がらずに、一度でも欠勤すれば「派遣止め」の危険すらある、まさに「綱渡り人生」を歩んでいる人も多いんです。

それに歯止めをかける意味での「派遣法改正」だと思われるものの、だいたいの企業が3年後には“新しい人材”を派遣として欲することばかりなんです。

年収180万円でもギリギリだった生活が「派遣切り」で職を失う期間が長くなっても、雀の涙ほどの雇用保険では暮らしていけませんよね。

 

◆派遣業務+夜のお仕事でギリギリの生活を送る女性も

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時給1500円の一般事務で働くAさんは、夜は歌舞伎で“接客”をしているんです。

昼の給料だけでは、家賃・食費・光熱費でほとんど消えるばかりかマイナスのときもある。そんなAさんが選んだのが、副業としてのキャバ嬢だったんです。

むしろこうした女性は多くて、稼ぎのために夜も働き、結果的に昼間の仕事に支障が出て満了期間が訪れるまでに「派遣切り」に合う可能性大。

“良かれと思って”の派遣法改正案なものの、実は貧困女性は2018年に拡大していく可能性が高まっているんです。

 

まとめ

派遣会社も「企業様様」なので、派遣登録者のことは“モノ”としか見ていない担当者がいるのも事実。

なので、企業側が「派遣切り」と言えば、有無を言わさずに登録者は「派遣切り」に合うのが現実ですよね。

「働く形」を拡大させるように感じる派遣業ですが、実際には恵まれない生活が続く貧困層が増えているのも事実なんです。

とは言え、女性のWワークは体を壊しやすいのでおすすめできませんよ。

 

【話して・参考】

元・派遣会社社員 W. Oさん

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