ネットスラングの「ンゴ」をリアルで使い始めている女子大生が話題ですよね。
「ンゴ」というのは2ちゃんねるの「なんJ(なんでも実況(ジュピター)」という場所(板)で使われている言葉遣い。
なんJでは「猛虎弁」という関西弁に類似した言葉での会話が基本で、標準語で書き込む“キッズ”たちは、たちまちお客さん扱いされる異質な空間なんです。
ただ、なぜ今、女性から「なんJ語」が人気なんでしょうか?
目次
◆「今帰ったンゴ」「さすがに草」などの響きのリズムがいい?

「ちょっと行ってくるンゴ」「夜ご飯作ったンゴ」とリアルで「なんJ語」を使う女性が急増しているのには、その響きの可愛さにあるんだとか。
なんJといえば、2ちゃんねるで最も“危険な場所”と言われるところで、個人情報特定や煽りがすごいのが特徴。
過去の2ちゃんねるは「オタク向けの場所」というイメージがあったようですが、今はスマホのアプリでJKからJDまで男性のふりをして書き込んでいることも多いんです。
ちなみにこの「ンゴ」はリズムの良さがやみつきになることが多いんだとか。リアルで使われるとドン引きしそうなものの、JKやJDのティーンが使い始めると、なにげに可愛さが出てきますよね。
「さすがに草」という表現は、「さすがにそれ笑っちゃうわ!」というシュールな表現。
これもネットスラングではなくて、リアルでもLINEで送ってくる人やTwitterでフォロワーが使っているというのを見た人も多いのでは?
◆JKやJDが堂々と2ちゃんねるを見るようになったのはなぜか

実は2ちゃんねるは、今でもかなりのリアル女子からは嫌われている傾向もあるんです。なので、人前では「まとめサイトぐらいは少し見るよ」と発言していても、アプリで2ちゃんねるを見ている女性も多いですよね。
ちなみに書き込みはせずに、見ているだけの人をROM(Read Only Member)と言われていて「半年ROMってろ」という煽りは昔からよく使われているんだとか。
でも、何で女性が急に2ちゃんねるを見るようになったのかは気になりますよね。
- スピード感があって、情報が早い
- リアルでは恥ずかしくて話題にできないことを、こっそりと知ることができる
- Twitterなどの表のSNSでは知ることができない男性の本音を見ることができる
- 暇つぶしになる話題がけっこう溢れている
ただ、2ちゃんねるの「なんJ」では、女性を侮辱するような表現で「ま~ん(笑)」という表現があったりと、フェミニズムの人にとってはイライラするだけの場所かも。
とはいえ、匿名掲示板ならではの「ホンネ」が吐き出せる場所で、今は女性も密かに書き込んでいるという人が増えていますよね。
◆「ンゴゴゴwww」で謎の笑いを表現する女子と付き合いたい?

2ちゃんねる上では昔から、独特の表現がネットスラングになったりしていますよね。
「なんJ語って気持ち悪いよね」という言葉も多いのは当たり前といえば当たり前ですが、これだけJKやJDがなんJ語をリアルに使い始めると、もっとなんJ語が浸透していくかも?
ただ、「さすがにリアルでなんJ語はNG」という男性も多く、「逆に気持ち悪いンゴねぇ…」と煽られる可能性は大。
あくまでなんJ語を使うのは、同性同士だけにしておくことをおすすめしますよ。
まとめ
ちなみにもともと「なんJ」は野球関連のニュースで盛り上がるところ。
最近は野球人気も下がってきているというものの、「カープ女子」がきっかけで女性の野球ファンも昔より多いと言われますよ。
カープ女子がなんJで「巨カス逝ったぁぁぁ!」というのをリアルに発言しても、決してドン引きしてあげないようにしてあげてくださいね。
【参考】
なんJ語、女子大生に人気? 語尾「ンゴ」流行に2ちゃんねる驚く