過眠症と不眠症の因果関係と対策

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ストレス社会の現代で、なかなか“快適な睡眠”を取れないという悩みを持つ方も多いですよね。

特に昼間も眠ってしまう「過眠症」は、夜に熟睡できていない「不眠症」とも密接に関係があって、“眠れない・眠たいスパイラル”に陥っている可能性大です。

過眠症や不眠症の原因を自分なりにみつけて、しっかりと対策をしないといつまでたっても疲れが取れない状態が続いてしまいますよ。

 

◆過眠症=ナルコレプシーではない?

「ナルコレプシー」という言葉を耳にする機会も増えましたよね。

ナルコレプシーは脳疾患の一種で、レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えがうまくいかず、夜間に中途覚醒してしまうという悩みを持った人も多いんです。

浅い眠りと深い眠りのリズムが取れなくなり、気付けば昼間に“無意識のうちに眠っていた”という症状の人は「ナルコレプシー」と診断されることが多いですよ。

ナルコレプシーの人は、自分の意思に反して“眠っている”という状態になるので、仕事中や授業中にふと意識がなくなってしまうことがあります。

ただ、過眠症=ナルコレプシーともいうと、そこが少し違うのが怖いところ。

というのは、ナルコレプシーはあくまで「過眠症の一つの原因」であって、過眠症には他にもいくつかの原因があるからなんです。

 

◆強い不安で眠れない「不眠症」も過眠症の原因に

「うつ状態」が脳のホルモンによる疾患であることが認知され始めたのは、それほど昔からではないんです。

「統合失調症」が10~20年前は「精神分裂病」と言われている時期もあり、「普通ではない」という認識をされて肩身が狭い思いをしたという人も多いですよね。

抑うつ状態が続くと、夜になかなか眠れないという人もいますが、無意識に眠りが浅い状態の人も増えているのが「現代病」といわれるところ。

強い不安感に襲われ、夜眠りについても悪夢で中途覚醒する、あるいは寝付けずに朝になってしまうという「不眠症」が収まりかけると、強い「過眠症」に襲われる可能性もあるんです。

そもそも「過眠症」の原因の一つに、向精神薬の副作用が原因しているということもあげられます。

「抗うつ薬」や「抗不安薬」には筋肉の緊張をほぐす成分も含まれていることが多く、「睡眠導入剤」にいたっては起きても薬が残っているということも。

こういった、抑うつ状態→不眠症→過眠症のスパイラルに陥り悩んでいる現代人は、けっこう多いと言われますよね。

 

◆過眠症対策には「熟睡感」を得ることが第一歩

昼間も眠い、10時間以上眠っても眠たい、会議中に眠たい……

過眠症の人は“寝たくなくても眠たい状態”に襲われるので、そのことがきっかけで周囲から非難されてしまうこともめずらしくありませんよね。

過眠症対策には“カフェインを避ける”といったことや“薬物療法”などのアプローチがありますが、結局のところ、夜にぐっすり眠ることができるアプローチが大事。

  1. 運動の習慣をつける
  2. カフェインは摂り過ぎない
  3. アルコール類は控える
  4. スマホやPCは22時以降は使用しない
  5. 強い不安の原因を自覚する
  6. 場合によっては心療内科に

結局、心療内科に行っても「抗不安薬」や「抗うつ薬」が処方されることが多いので、その副作用でまた“眠たくなる”とうことが強いのが、過眠症持ちの悩みどころ。

「眠いから」と日頃からカフェインを摂取しすぎると熟睡感が得られず、「眠れないから」とお酒に頼ってしまうのは逆効果なんです。

おすすめは「しっかりと運動をすること」。

有酸素運動もおすすめですが、最近は無酸素運動でしっかりと筋力をつけることも「深い眠り」や「健康」にアプローチできる一つの手段と言われますよ。

ただし、就寝前の激しい筋トレは眠りの妨げになってしまうので、夕方、夕食前までの運動が大事。

最近はヨガマットやバランスボール、ダンベルなども量販店で格安で買えますよね。

過眠症を解消するには、まずは熟睡感を得るために“夜ぐっすり眠ることができる生活習慣づくり”が大事なんです。

 

まとめ

なかなか眠れないと不眠症になり、不眠症が解消されても過眠症で悩むという人も多いはず。

睡眠導入剤などでの薬物療法もしなければいけないときはありますが、基本的には自分自身の生活習慣をしっかりと整えてあげることが大事ですよ。

日中の眠気をなくすために、まずは早寝ができる環境を作っていきましょう。

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