毎日ウォーキングをしているのに、なかなか“ふくよか”になったスタイルを解消できないという方もいますよね。
しっかり運動しても痩せないという原因は、「ストレス太り」である可能性が高いんです。
“運動しても痩せない”の原因と、ストレス太りのうまい解消法をご紹介しちゃいましょう。
◆運動しても痩せないのは「運動量」が少ないから
「毎晩、仕事終わりにウォーキングしてるのに……」と、入浴時に自分のウエスト周りを恨めしく眺める女性も多いでしょう。
実は運動しても痩せないのは、“運動量が少ないから”なんです。
場合によっては、運動して食欲が増進して、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまっていることも多いですよ。
もちろん、運動をしないよりはした方がいいのは当然なんですが、「今日は10分しっかりと歩いたから、ビール飲んじゃえ!」と、500mlのビールをお風呂あがりに飲んでいるようでは、運動しても痩せないのは当然かもしれません。
過度な食事制限は禁物ですが、しっかりと食べて、ジョギングや筋トレをしっかりとするのが“健康的なダイエット”といえますよね。
◆痩せなきゃ!ダイエットの決意がストレスになっていることも
ダイエットといえば運動ですが、「運動しなきゃいけない」という強迫観念が、毎日のストレスになっていることも多いんです。
もし仕事が遅くなり運動の時間が取れないと、まじめすぎるその性格が「ストレス太り」の元凶にも。
そもそも、ストレス太りの原因は脳内ホルモンにも関係しているんです。
ストレスを感じると、脳からは「コルチゾール」というストレスホルモンが過剰に分泌されるようになりがちです。これを解消するには、「セロトニン」という“幸せホルモン”を出すことが大事ですよ。
このセロトニンは、有酸素運動などに代表される「リズム運動」によって分泌されやすいんです。
「ウォーキングをしなきゃ」という強迫観念を持つよりも、「ウォーキングやジョギングをすることが楽しい」という気持ちに変えることが、「ストレス太り」から解消される一歩ですよ。
また、「食事制限」はコルチゾールが出やすく、心身ともに不健康になりやすいともいわれます。
「糖質制限ダイエット」などの過度なダイエットは、逆にストレス太りの原因にもなってしまうので注意が必要ですね。
◆ストレスを解消しつつスリムになる方法
「運動すれば痩せる」と思っていながらストレスを感じ続けるのは逆効果ですよね。
なので、できれば違う手段でストレスを解消しつつ、カロリー消費することも大事ですよ。
1.カラオケで大声を出してストレス解消
カラオケで歌うことは、大声を出すことでのストレス解消にもつながっているんです。また、腹式呼吸を繰り返すことになるので、有酸素運動に近い効果が得られますよ。
呼吸のリズムがよくなると、ストレスも解消されやすくなるんです。
毎日、「一人カラオケ」でダイエットするのもいいかもしれませんよ。
2.セロトニンをしっかりと出すことを意識する
ストレスで太る一つに、コルチゾールが原因になっていることもあるんです。
そういうときは、運動以外でもセロトニンを出すことを意識してみてはいかがでしょう。
『1日を快適に過ごしたい!「セロトニン」をうまく増やす方法とは』 でもご紹介したように、トリプトファンを含んだ食事を摂ることで「セロトニン」が出やすくなりますよ。
トリプトファンが多く含まれているもので、朝食べやすいものはバナナです。また、豆乳・牛乳・ヨーグルトなど、大豆食品や乳製品にも多く含まれるよう。
その他、豚肉や白米、チーズや納豆など、たんぱく質を多く含むものには、トリプトファンが豊富に含まれます。
朝食に、バナナやヨーグルトを食べることを意識してみてもいいかもしれませんね。
3.好きな人をつくる
女性にとって最大のダイエット方法は「恋愛」ともいわれていますよ。
好きな人ができると、女性ホルモンが自然と出やすくなるんです。女性ホルモンが出やすい状態だと、ストレスも感じにくくなり、また自然とセロトニンも出やすくなりますよね。
もし好きな人ができれば、一緒に運動をしたりすることで“最強のダイエット効果”を感じられるはずですよ。
まとめ
いかがでしょう。
「ストレス太り」は、しっかりと運動をしていても痩せないということが起こりがちですよね。
うまくストレスを解消する方法をみつけて、今のスタイルから解消されたいですよね。
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